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ギャラクシーエンターテインメントマカオ(GalaxyEntertainment)
- Date: 2017/2/21
- Update: 2021/5/24
- 日本カジノIR参入外資企業候補
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目次
1. ギャラクシー・エンターテインメントの概要
2. ギャラクシー・エンターテインメントの運営カジノ一覧
・マカオ(中華人民共和国特別行政区)のカジノ
ギャラクシー・エンターテインメントの概要
1991年に上場企業となった「ギャラクシーエンターテインメントグループ」(Galaxy Entertainment Group Limited)は、マカオ専業のカジノ関連企業です。2002年にマカオ政府からライセンスを取得しカジノ業界へ参入、2005年よりカジノ・ホテル事業、その他エンターテインメント施設運営、建設資材の製造・販売事業などを統合したグループ企業となりました。現在、ラグジュアリー路線のリゾートホテルと、中規模ホテル内のフランチャイズ方式衛星カジノ施設「シティクラブ」を展開することで、マカオ第3位のカジノ市場を占めており、2018年2月13日にはインターナショナルゲーミングアワード2018にて「最高のIR施設」に選出され、7年連続同アワードでの受賞を達成しました。また、アジア有数のフィリピンのリゾート観光地・ボラカイ島でも、5億米ドルを投資して、フィリピン企業「レジャー・アンド・リゾーツ・ワールド」(LRWC)の子会社「ABレジャー・エクスポーネント」とジョイントする低層建築型カジノリゾート開発を計画しており、2018年3月21日にフィリピンアミューズメント&ゲーミング(PAGCOR)から、ゲーミングライセンス(暫定的)を取得しています。
一方、日本のIRリゾートに関しては、香港の長者番付の常連・呂志和会長自身が日本カジノ(IR)への参入を考察していると言われていたとおり、2017年3月30日「モンテカルロSBMグループ」と戦略的提携を正式に成立したことで、日本を含むアジア圏のIR事業を共同で開発・運営する方針を明らかにしました。
同年5月9日には「丹下都市建設設計」との提携契約に署名したことを発表し、さらに2018年11月20日にはギャラクシーエンターテインメントグループのフランシス・ルイ副会長が東京都内で記者会見し、大阪府・市や和歌山県、横浜市、北海道などIR誘致を検討している7自治体の情報提供調査にそれぞれ参加したことを明らかにしました。また、その後の産経新聞のインタビューで、日本進出が実現すれば人材確保は「日本人を優先する」とし、労働力が不足すれば必要に応じて外国人を雇用する考えを示しています。
しかし、2021年5月17日、横浜市が進めるカジノを含む統合型リゾート(IR)計画への応募を見送ったことを発表し、日本の他都市での参画を模索することになりました。
* 2018年2月、ウィン・リゾーツ社会長兼最高経営責任者(CEO)スティーブ・ウィン氏が、セクハラ疑惑で現職から退き保有株を売却、さらに新たに発行した普通株式530万株をマカオのギャラクシー・エンターテインメント・グループ(銀河娯楽集団)に売却しました。ギャラクシーはウィンの新株を1株当たり175ドル、総額約9億2,750万ドル(約970億円)で取得し、4.9%を所有する大株主となっています。
* 2021年下半期に、フランスに本拠を置く国際ホテルチェーン「アコーホテルズ」が展開する1887年創設の老舗高級ホテルブランド「ラッフルズ」が、マカオの大型IR「ギャラクシー・マカオ」の第3期拡張部に「ラッフルズ・アット・ギャラクシー・マカオ」(Raffles at Galaxy Macau)をオープンします。ホテルの客室数は約450室で、アートとテクノロジーを融合した最新エンターテイメントシステムを導入する予定です。(”マカオ新聞”より抜粋,改変)
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ギャラクシー・エンターテインメントの運営カジノ一覧
マカオ(中華人民共和国特別行政区)のカジノ
●ギャラクシー・マカオ(Galaxy Macau)●ザ・ブロードウェイ・マカオ(The Broadway Macau)
●スターワールド・マカオ(Star World Macau)
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(写真:公式サイト/https://www.galaxyentertainment.com/)