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闇スロ経営者の収入&逮捕事情
目次
1. 闇スロとは?
・闇スロの概要
・闇スロ店の詳細
2. 闇スロ経営者の収入・逮捕事情
闇スロとは?
1. 闇スロの概要
「闇スロ」は、Bモノ(裏モノ)と呼ばれるパチンコ・パチスロの爆裂機種のことで、台に偽造プログラムを搭載した裏CPU機器やハーネスを取り付けることで、連チャン大当たりを意図的に作り出したり、指定回数プレイ後に確率変動の大当たりを発動する機能を持つスロットのことを言います。当機種は、日本の高度経済成長の乗って力を持ったパチンコチェーン店が全国展開を行うことで、地元の小資本店舗が軒並み顧客を奪われたため、客を呼び戻そうと産まれたと言われていますが、真相はよく分かっていません。機種としては、「CR海物語」「アラジンA」「ミリオンゴッド」などの中古・廃版パチスロ台が有名で、これらの機種をメーカーからパチスロ店に卸す過程で「勝てる機種」に改造されるようです。とくに、パチスロ店に卸す中間業者が自社でBモノのシステムを開発するケースと、取引先のカバン屋から仕入れるケースの2通りが多いと言われています。
2. 闇スロ店の詳細
Bモノスロットが設置されている「闇スロ店」(裏スロット店)は、基本的に風営法の許可を取得していない違法アングラ店で、営業時間は深夜が基本です。東京では新宿歌舞伎町や渋谷道玄坂、六本木、池袋、錦糸町などに店舗が多く、主要都市では札幌すすきの(北海道)、横浜(神奈川)、名古屋(愛知)、難波(大阪)、中洲(福岡)、その他の地域では北から仙台(宮城)・宇都宮(栃木)・埼玉県・千葉県・三重県・和歌山県・京都府・神戸(兵庫)・岡山県・沖縄県など、ほぼ日本全国で存在していると言われています。≫ 目次に戻る
闇スロ経営者の収入・逮捕事情
闇スロ経営者の具体的な収入は裏スロット店によりますが、非合法プログラムのCPU機器・交換用基板を埋め込んで外部電気信号による遠隔操作を行い、強制的な当たりを引き起こせることから、経営側の思うがままの利益を操作することができるようです。また、「儲かる」「大勝ちしたい」と強く熱望するギャンブル依存症傾向のスロットプレイヤーにニーズが高く、実際にマカオやラスベガスのカジノで総額106億円以上(すべて会社資金)の損失を出し実刑判決を受けた大王製紙元会長もハマっていたと言われるくらいなので、優良顧客を集めることで大きな収益につながるかもしれません。
しかし、風営法の許可を取らず運営されている店舗がほとんどで、警察に逮捕されると3ヵ月以上5年以下の懲役(刑法第186条第2項)に処される可能性があるため、ハイリターンの代償は大きいと考えられます。
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