- Home
- 日本カジノIR参入外資企業候補
- サンシティグループ(太陽城集団)
目次
1. サンシティグループ(太陽城集団)の概要
2. サンシティグループ(太陽城集団)の運営カジノ一覧
・マカオ(中華人民共和国特別行政区)のカジノ
・ソウル(韓国)のカジノ
・メルボルン(オーストラリア)のカジノ
・マニラ(フィリピン)のカジノ
サンシティグループ(太陽城集団)の概要
「サンシティグループ」(太陽城集団)は、2007年にマカオで設立されたカジノVIPルーム運営企業です。2014年に香港証券取引所上場企業「国際娯楽」が約73.5億HKD(約1,176億円)で買収したことで、カジノジャンケット企業初となる上場を果たし、中国のマカオ、フィリピンのマニラ、韓国のソウル・仁川、ベトナムのダナン、カンボジアのプノンペンなど、アジア各国の統合型リゾートカジノ場内で富裕層のためのカジノVIPルームを展開しています。また現在では、グローバルツーリズムやコンサートといったイベント企画、統合型リゾートの運営・管理、極上の高級ダイニングやラグジュアリーファッション、映画などを楽しむためのVIP会員プログラムなど、カジノ以外のほとんどの分野で充実したサービスを行っています。
日本の統合型リゾート(IR)への参入については、2020年1月15日に和歌山県がIR事業の計画書類を提出した2業者の1つとして発表しましたが、2021年5月12日に、新型コロナウイルス感染拡大による業界への甚大な影響、世界中の企業の不確実性が長期にわたり続く恐れがあること、日本のIR区域認定手続きに当初の予定より大幅に時間を要すると想定したことなど、多くの事項が不透明であることを理由に、運営事業者選定の公募を辞退したことが明らかになりました。なお、和歌山県のIR事業への参入を表明しているもう1社の企業は、カナダ資本の「クレアベストグループ」(Clairvest Group)の日本支社「クレアベストニームベンチャーズ」(東京都)となっています。
* 2021年11月26日、周焯華最高経営責任者(CEO)に対し、中国当局が逮捕状を出したとのニュースが流れ、27日警察に拘束された。29日までに太陽城の株式は売買停止となり、米国と香港に上場しているカジノ株は売られた。同社のジャンケット業務を含まない香港上場部門の株価は30日午前の取引で一時、半値近くまで下げた。また、同年12月10日をもって「ジャンケット」業務を終了したと、事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。(Bloomberg より)
≫ 目次に戻る
サンシティグループ(太陽城集団)の運営カジノ一覧
マカオ(中華人民共和国特別行政区)のカジノ
●サンズマカオ(Sands Macau)●MGMマカオ(MGM Macau)
●ウィンマカオ(Wynn Macau)
●スターワールドマカオ(StarWorld Macau)
●ラルクマカオ(L’Arc Macau)
●グランドリスボアマカオ(Grand Lisboa Macau)
ホテルランカイフォンマカオ(Hotel Lan Kwai Fong Macau)
●アルティラマカオ(Altira Macau)
●シティオブドリームスマカオ(City of Dreams Crown Towers)
●ベネチアンマカオ(The Venetian Macao)
●サンズコタイセントラル(Sheraton Macao Hotel, Cotai Central)
●フォーシーズホテルマカオ(Four Seasons Hotel Macao)
●ギャラクシーマカオ(Galaxy Macau)
ソウル(韓国)のカジノ
●パラダイスウォーカーヒル(Paradise Walkerhill, Korea)メルボルン(オーストラリア)のカジノ
●クラウンメルボルン(Crown Melbourne, Australia)マニラ(フィリピン)のカジノ
●シティオブドリームスマニラ(City of Dreams Manila)●ソレアリゾート&カジノ(Solaire Resort & Casino)
カガヤンホリデー&レジャーリゾート(Cagayan Holiday & Leisure Resort)
≫ ジャンケットVIPルーム一覧はこちら
≫ 目次に戻る
(写真:公式サイト/http://www.wynnresorts.com/)