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ウィンリゾーツ(ラスベガス,マカオ)
目次
1. ウィン・リゾーツの概要
2. ウィン・リゾーツの運営カジノ一覧
・アメリカ合衆国ネバダ州ラスベガスのカジノ
・マカオ(中華人民共和国特別行政区)のカジノ
ウィン・リゾーツの概要
ウィン・リゾーツ(Wynn Resorts)は、1980年代に設立されたアメリカネバダ州ラスベガスを拠点とするカジノホテルリゾート運営企業です。同社CEOで創業者のスティーブ・ウィン氏は、これまで40年以上に渡りラスベガスの最前線を走り続けてきた経営者で、現在のラスベガスを作った人物として知られるハワード・ヒューズ氏とともに、ラスベガスカジノでは有名な人物です。これまでラスベガスでは、ミラージュ、トレジャー・アイランド、ベラージオの3大カジノリゾートを創業したことで知られており、2005年4月には27億ドルを投じて自身の名前を冠した「ウィン・ラスベガス」(Wynn Las vegas)をオープンさせ、これまで主流だったテーマ型からラグジュアリー型カジノホテルへの路線を築きました。また、2008年には隣接地に超高級リゾート「アンコール」(Encore)を開業しています。
一方、世界最大のカジノ大国・マカオでも、2006年9月に「ウィン・マカオ」(Wynn Macau)、2016年8月には総額41億ドルをかけて「ウィン・パレス」(Wynn Palace)をオープンさせました。
日本カジノの参入では、2017年3月下旬にマット・マドックス社長自ら大阪府知事(松井一郎氏)・大阪市市長(吉村洋文氏)を訪問し、数十億ドル規模の投資の可能性と積極性をアピールしており、同年7月14日には同社マーケティング担当幹部マイケル・ウィーバー氏が大阪市内の説明会で地域ニーズをくみ取った「ウィン・オオサカ」構想を披露。とくに、他社のカジノホテルリゾートと比較し群を抜いたゴージャスなIR施設を創ることから、日本カジノでは世界の富裕層が集う超高級ホテルリゾートの開業が期待できるでしょう。
* 2018年2月、ウィン・リゾーツ社会長兼最高経営責任者(CEO)スティーブ・ウィン氏が、セクハラ疑惑で現職から退き保有株を売却、さらに新たに発行した普通株式530万株をマカオのギャラクシー・エンターテインメント・グループ(銀河娯楽集団)に売却しました。この新株発行による調達資金を、ユニバーサル・エンターテインメントとの和解金8億ドルの融資返済に充てる計画とのこと。
* 2021年1月28日、同社が横浜市の事業者公募への参加を見送ることを決めたことを朝日新聞の取材で明らかにした。これまで横浜進出に意欲を見せ、2019年12月にはみなとみらい21地区(西区)に事務所を構えたが、コロナ禍のなか2020年夏ごろには事務所を閉鎖し、横浜市が2020年10~12月に実施した追加の構想案募集にも参加していなかった。同社関係者は、新型コロナの世界的な拡大基調が続く中、IR市場の情勢が不明確なことなどを公募不参加の理由にあげ、「現在のタイミングで以前に提出した提案を更新したり、市による応募書類を完成させたりすることは難しいと判断した」としている。(朝日新聞より)
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ウィン・リゾーツの運営カジノ一覧
アメリカ合衆国ネバダ州ラスベガスのカジノ
●ウィン・ラスベガス(Wynn Las vegas)●ウィン・ラスベガス&アンコール(Wynn Las Vegas and Encore)
マカオ(中華人民共和国特別行政区)のカジノ
●ウィン・マカオ(Wynn Macau)●アンコール・アット・ウィン・マカオ(Encore At Wynn Macau)
●ウィン・パレス(Wynn Palace)
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(写真:公式サイト/http://www.wynnresorts.com/)