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モヒガンゲーミング&エンターテイメント(Mohegan Gaming)
- Date: 2019/2/16
- Update: 2020/1/26
- 日本カジノIR参入外資企業候補
- アメリカ, カナダ, 韓国
目次
1. モヒガン・ゲーミング・エンターテイメントの概要
2. モヒガン・ゲーミング・エンターテイメントの運営カジノ一覧
・アメリカ合衆国のカジノ
・カナダのカジノ
・韓国のカジノ
モヒガン・ゲーミング・エンターテイメントの概要
「モヒガン・ゲーミング・エンターテイメント」(Mohegan Gaming & Entertainment)は、アメリカ合衆国のコネチカット州アンキャスヴィルに本社を置き、1996年に創業以来複数のリゾート施設を展開する会社で、ハードロック・インターナショナルやフォックスウッド・リゾート・カジノと同じく、先住民族のインディアン(モヒガン族)が経営する大手企業です。地域活性に向けたエンターテインメント重視の総合リゾート施設と、多目的アリーナの建設を得意としており、その他アメリカのWNBAバスケットボールチーム「コネティカット・サン」やプロラクロスチーム「ニューイングランド・ブラックウルヴス」の経営などにも携わっています。
日本IRの参入については、北海道の苫小牧や和歌山県など地方主要都市での展開を検討していると言われており、2018年10月に「モヒガン・コタン」と呼ばれる苫小牧でのIR構想を日本で発表しています。その時のIR構想内容は、北海道の地域特性や自然との調和を活かしたリゾート展開を主眼として、2500の客室を持つタワー型ホテルやスポーツ施設、日本庭園などを併設し、世界各国の関連施設で利用可能な共通ポイントカードも発行するというものでした。また2019年には、アイヌ文化を紹介する博物館の開設予定や、投資額を35億~45億ドル(約3,800億~約4,900億円)と見込んでいること、IR開業後はIR施設で5000~7000人の雇用を目指すことなどを計画していることを公にしています。
一方、その他のアジア地区では、韓国の首都ソウルの仁川国際空港近くで50億USD規模のIR開発プロジェクトに携わっており、セガサミー(日本)とパラダイスグループ(韓国)が展開するパラダイス・シティ(Paradise City)の近郊に、2021年新たにカジノを含む統合型リゾート「Inspire Resort」を開業する予定となっています。(2019年1月時点)
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モヒガン・ゲーミング・エンターテイメントの運営カジノ一覧
アメリカ合衆国のカジノ
●Mohegan Sun (コネチカット州アンキャスヴィル)●Mohegan Sun Pocono (ペンシルバニア州ウィルクスバリ)
●Resorts Casino Hotel (アトランティックシティ)
●ilani (ワシントン州リッジフィールド)
●Paragon Casino Resort (ルイジアナ州マークスビル)
カナダのカジノ
●Fallsview Casino Resort (ナイアガラフォールズ)●Casino Niagara (ナイアガラフォールズ)
韓国のカジノ
●Inspire Resort (仁川国際空港近郊)≫ 目次に戻る
(写真:公式サイト/https://mohegangaming.com/)