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スポーツ賭博で大損大負けしたゴルフ選手フィルミケルソン
フィル・ミケルソン(Phil Mickelson)
●名前: フィル・ミケルソン(Phil Mickelson)
●生年月日: 1970年6月16日
●出身地: アメリカカリフォルニア州サンディエゴ
(写真出典元: 産経ニュース / http://www.sankei.com/)
アメリカのビジネス誌「フォーブス」(Forbes)の2016年9月号に掲載された「世界で最も稼ぐスポーツ選手ランキング」で堂々の8位にランクインした、ゴルフ界のスーパースターフィル・ミケルソン(Phil Mickelson)。
フィル・ミケルソンは、1970年6月米カリフォルニア州サンディエゴ生まれ、右利きの左打ちゴルファーとして知られています。アリゾナ州立大学1年生だった1989年に「NCAAゴルフ選手権」、1990年「全米アマチュアゴルフ選手権」、1991年PGAツアー大会「ノーザン・テレコム・オープン」のそれぞれで優勝し、大学卒業後の1992年にプロ転向を果たしました。
1993年「ビュイック招待選手権」でプロ初優勝を飾りますが、2004年「マスターズ・トーナメント」でメジャー初優勝を獲得するまで多くの不調を経験。その後は、「2005年PGA選手権」「マスターズ・トーナメント」「2013年全英オープン」でメジャー選手権合計5回の優勝を勝ち取りました。
現在、本業のゴルフ以外にも広告契約料などで、毎年数100万ドルを稼ぎ続けています。
そんなフィル・ミケルソン、これまでにマスターズ・トーナメントを2004年、2006年、2010年と3度制覇していますが、その原動力となったものが「ギャンブル」と言われています。
とくに1990年代後半~2000年代前半は、ラスベガスのカジノVIPルームで広く知られていた有名人で、バカラやスポーツベッティング(主にアメリカンフットボール)に巨額のお金を賭ける常連でした。
賭け金額については、ギャンブルで5000万~6000万ドル(約50億~60億円)もの損失を出しているプロゴルファージョン・デーリー(John Daly)とタメを張るほどのハイローラーだったそうで、カジノ側で管理されている「ギャンブル信用報告書」によると、2000年10月~2003年6月の期間はラスベガスカジノで250万ドルの損失を出したと記録されています。
とはいえ、さすがは巨額マネーを稼ぎ出す世界的プロゴルファー、ビジネスやカジノで遊ぶために借りた借金は全額返済しており、カジノ側にとって優良顧客だったそうです。
しかし2016年5月、ミケルソン自身がギャンブルで関わった人たちに対する刑事告発が2件起こり、その1つでインサイダー取引に関わったという疑いがもたれ、アメリカ証券取引委員会(SEC)の取り調べを受けてしまいました。(ただし告発・起訴は免れています)
具体的には、ブックメーカー界の有名スポーツギャンブラーであるウィリアム・ビリー・ウォルターズと賭けをして負けて借金275万ドル(約2億7,500万円)を作り、その後ウォルターズが入手した乳業会社ディーン・フーズの子会社のスピンオフ(分離・独立)に関する内部情報を基に同社株式を売却、93万1,000ドル(約9,310万円)を借金返済に充てたというものです。
その結果として、ミケルソン氏はアメリカ証券取引委員会に100万ドル(約1億円)の和解金を支払うことになったのです。