目次

1. “東証1部”の建設内装関連有力株式銘柄
　・セガサミー・ホールディングス
　・イチケン
2. “東証2部”の建設内装関連有力株式銘柄
　・櫻島埠頭
3. “東証マザーズ”の建設内装関連有力株式銘柄
　・イントランス
4. “ジャスダック”の建設内装関連有力株式銘柄
　・インターライフホールディングス

“東証1部”の建設内装関連有力株式銘柄

セガサミー・ホールディングス（SEGA SAMMY HOLDINGS INC.）

2004年10月1日に設立された東京都港区に本社を構える大手機械メーカーで、パチスロ最大手のサミーと大手ゲーム制作企業のセガグループを傘下に持つ大手企業。パチンコ・パチスロ遊技機の製作、ゲームソフトコンテンツ制作、ホテルなど複合リゾート施設の開発・運営を主な事業としています。



海外では、韓国の仁川国際空港近郊にあるIRリゾート「パラダイスシティ」を韓国最大手パラダイスグループとジョイントして開発・開業したり、セガサミーグループ内のカジノ機器メーカー・セガサミークリエイションがスロットマシンやデジタルカジノゲームをマカオでリリースするなど、コナミやユニバーサルエンターテインメントと並び、日本企業としては数少ないカジノ開発・運営ノウハウを持つ企業として知られています、2020年1月29日には、横浜IR施設へ運営事業者として参入することを表明しました。

イチケン（ICHIKEN CORPORATION）

東京都港区に本社を置く、商業施設の企画・建設・内装を手掛ける大手企業。日本の主要中堅ゼネコンで、企画、設計から監理、施工、アフターメンテナンスまで、スペシャリストが集まる組織とインフラ、建築全般にわたるノウハウに定評があり、これまで様々な商業施設、住居施設、公共施設などの建築を手がけてきた実績があります。



パチンコホール最大手マルハンの傘下の会社であることから、カジノ施設の建設・内装工事を請け負う会社として最有力候補に位置付けられています。

“東証2部”の建設内装関連有力株式銘柄

櫻島埠頭

大阪港の原材料ばら貨物をはじめ、液体貨物、冷凍・冷蔵貨物など多品種の貨物を取り扱う商業埠頭会社で、港湾運送事業、倉庫業、貨物利用運送事業、通関業など総合的な海陸中継事業を行っています。



大阪港の原材料ばら貨物などを取り扱うIR建設候補地である大阪府大阪市此花区の夢洲地区近郊に広大な倉庫や不動産を所有し、2016年には株価が3倍を超える急騰を見せました。



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“東証マザーズ”の建設内装関連有力株式銘柄

イントランス

東京都渋谷区に本社を構える、不動産投資・再生、インバウンド、PM（プロパティマネジメント）、子会社事業の4事業を行う企業。とくに、中古ビルやインバウンド向け宿泊施設の再生事業を強化ビジネスとしています。



和歌山のIR施設が開発される予定の和歌山マリーナシティで、すでに複数の施設の信託受益権を獲得しています。



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“ジャスダック”の建設内装関連有力株式銘柄

インターライフホールディングス（INTERLIFE HOLDINGS CO., LTD）

2010年10月に設立された銀座に本社を置く建設・内装企業で、セガサミーホールディングスの傘下として主に建設・内装工事の事業を手掛けています。



店舗・演出設備づくりにおいての企画・設計・施工はもとより、清掃、空調メンテナンス、店舗スタッフ派遣、アルバイト教育研修、店舗サポート業務、販売促進における企画・広告・制作に至るまで、店舗のトータルサービスを得意としており、パチンコホールの内装・照明工事の請負企業として高い認知度を持ちます。



海外では、韓国の仁川国際空港近郊にあるIRリゾート「パラダイスシティ」の内装工事を担当し高い評価を受けており、日本カジノの内装・照明工事企業として業界へ参入することになりそうです。



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（参考文献: 別冊宝島 カジノと日本経済 / 宝島社,2017）