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苫小牧カジノ誘致&構想予定地ニュース速報(北海道)

2017年の苫小牧カジノニュース速報(最新情報順)
北海道・北広島でカジノ構想 パチンコ機器大手、2千億円投資
●北海道新聞-12月14日(木)パチンコ機器メーカー大手の平和(東京)は13日、北広島市に対し、カジノを中心とする統合型リゾート施設(IR)構想を提示した。同社の子会社が保有する同市中の沢の札幌北広島ゴルフ倶楽部(54ホール、約280万平方メートル)の敷地を活用する。
IR開設は都道府県などが申請し、国が認定する仕組みで、道内では苫小牧、釧路、後志管内留寿都の2市1村が誘致しており、北広島市が乗り出せば4カ所目になる。
嶺井(みねい)勝也社長が市役所を訪れ、上野正三市長に提案書を渡した。カジノに加え、国際大会に対応できるゴルフ場を再整備し、5千人規模の国際会議場や大型ホテル、温泉施設、屋外美術館、スキー・スノーボード場などを建設する内容だ。
平和はIR事業への参入に向け、外国人を含む来道観光客の伸びに着目。新千歳空港に近く人口・経済規模が大きい札幌圏にあり、自然豊かな北広島の所有地が最適と判断した。
海外のカジノ会社や地元企業と企業連合をつくり、自社を中心に2千億円規模を投資する計画で、2万人前後の雇用創出を見込む。
2016年~2017年までの総括
2016年~2017年頃から、様々なニュースで報道されるようになった北海道の苫小牧における統合型リゾート(IR)計画。
2016年8月に設立された、苫小牧にカジノリゾート施設を推進する「苫小牧統合型リゾート推進協議会」によると、苫小牧IRの建設予定地は新千歳空港に近接する苫小牧市植苗の民有地で、土地総面積は883ヘクタール、候補地内には高級ホテルやショッピングモール、レストラン、カジノ場、温泉、コンベンションセンター、エンターテインメント施設などを併設する北海道の自然を生かした国際的なリゾートが建設される予定です。(以上「北海道ホワイトIR構想」より)
そして、カジノ場に関しては、リゾート総面積の約3%を利用する計画が立てられています。
また、新千歳空港とカジノリゾート施設を結ぶ道路の整備や、北海道という広大な地を生かした太陽光発電やロシアからの天然ガスなどのエネルギーをIR施設に供給する計画もあるようです。
そんな苫小牧カジノリゾートは、同協議会の試算によると、IR施設に来場する国内外の観光客が年間1000万人、直接消費による年間経済効果は約1580億円が見込まれており、大阪や横浜などの大都市圏に比べて経済効果は低いものの、海外大手のカジノ関連企業や中国人を中心とする海外観光客の間では、大きな注目を浴びるIR建設計画であることは間違いありません。
さらに、IR建設費用は最大で1500億円、IR開業前と開業後の雇用・資材購入などで生まれる経済効果は年間2500億円前後が、2017年時点で想定されています。
(写真・参考文献:苫小牧民報/https://www.tomamin.co.jp)